2025/11/27
11/22 浜松市医師会 市民向けACP研修会☆
11/22は浜松市医師会主催 市民向けACP研修会が白脇協働センターでありました。
包括三和は共催として参加させていただきました。
ACPとは「アドバンス・ケア・プランニング」の略で、もしものときのために、自分が望む医療やケアについて、前もって考え、家族や医療・介護関係者と繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。ACPを行っておくことで、いざというときに本人の意思が尊重される可能性が高いです。
このACPの普及活動の一環として研修会が行われました。
まず初めに浜松市医師会理事 有玉病院理事長の岡崎先生より開会のご挨拶です。

まずは医師からのお話です。
なんと、平良内科の平良先生が講師としてお越しくださいました。


先生のご出身の宮古島のお話から始まり、先生が今まで診察されてきた患者様のお話、ご家族のお話、先生のライフワークのお話も交えて、人が死ぬこととは何なのか、生まれてきたからには一度は死ななければならないこと、どういう死に方がいいか、人生の最期を迎えるまでに何をするか・・・について、とてもわかりやすくお話いただきました。特に先生が仰っていた『生きざまが死にざまを映す』という言葉がとても心に残りました。
そして、次は「浜松市版人生会議手帳」についての説明を高齢者福祉課の職員さんからお話いただきました。

人生会議手帳は、人生の最終段階における医療・ケアに関する話し合いを進めるため、令和元年12月に浜松市が作成しました。
ひとりひとりが自らの望む人生をよりよく生きるために、大切な人と大切なお話をするきっかけとして活用していただける手帳です。
今回は少しだけ皆さんにその場で記入していただきました。
そして最後はもしバナゲームです。
もしバナゲームとは、カードゲームを通して、自己の内面(価値観)を見つめながら、他のプレイヤーの価値観に触れることで、1人では得られない、新たな気づきを得ることができるゲームです。
包括三和の保健師よりゲームの説明をさせていただきました。

4人1組になっていただきゲームを行います。

講師の先生方にも参加して頂きました。





どのグループも大盛り上がり!参加者の皆さまのおかげで、笑い声や拍手など温かい雰囲気でゲームを進めることができました。
時間の関係で、大盛り上がりの中終了となりましたが、皆さんまだまだ話したりない様子でした!
最後に感想を聞いてみました。


「とてもいいゲームだった」「自分の大切にしているものはなんなのか、やっぱりそうなんだと思うことが多かった」「またやってみたいと思った」と、とても嬉しいご意見をいただきました。
最後、岡崎先生に総評をいただき終了です。

参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
また、今回講師を引き受けてくださった、平良先生、岡崎先生、本当にありがとうございました。
