南風ブログ

職員研修の一環として特養では『学習発表会』を実施しています。
今年度は、介護・看護・相談員それぞれが今取り組んでいる事を発表しました。

今回は、特養南風2階介護の取組をご紹介します。
テーマ：入居者も職員もその人らしくです!(^^)!

今回は、入居者だけでなく職員の個性を活かした南風ならではの
レクリエーションについて発表です。
南風は従来型の施設ですが、個別ケア促進のためユニットを分けて生活しています。
そのため、入居者もユニット間の交流ができる事が強みです。

今年の夏、2階ユニット合同の夏祭りを開催しました＼(^o^)／
企画内容は、射的・かき氷・綿あめ・ビアガーデン・魚釣り・おみくじ・輪投げです。
ビアガーデンは2階入居者の希望を取り入れ企画しました。

企画した職員だけでなく、他の職員も率先して意見を言ってくれました。
企画した女性職員は雰囲気作りのために浴衣を着たいと思っていましたが
「着付けができない」「着る時間が無い」と諦めていましたが、他の職員から
「やりたいなら、やろうよ！私着付けできるよ！！」と言ってもらい
女性職員は浴衣を着ることができました（●＾o＾●）


次は、職員の個性を活かしたレクリエーションです。
敬老会で『ヒゲダンス』を披露しました。しっかり練習も重ね…衣装も準備…
本番は入居者さんだけでなく、参加したご家族も含め大いに盛り上がりました(^^♪
職員は「余興をやらなくてはいけないから、考える」ではなく
「余興をやりたいからやる！」という気持ちだったので、楽しくできました！
前に出て余興をする事が苦手な職員は、裏方に回り会が上手くいくよう支えました。
職員同士がお互いの個性を理解し、認め合う事でそれぞれが活躍できます。

レクリエーションと言うと、普段の生活では体験できない事を計画しがちですが
私達は、入居者の生活の一部に取り入れています。
一つ目は入居者と一緒にベランダでお花を育てる事です。
ある入居者さんは、毎朝ベランダでの水やりが習慣になっています。
「お花を綺麗に咲かせたい」「咲いたお花を大切に育てたい」そんな思いが
入居者さんの『役割』作りになっています。

二つ目は、今までの生活を継続し、家事を続けたい、何か役に立ちたいと
思っている方です。洗濯たたみや食器洗いをやって頂きます。
でも、食器は種類が多く、分類が難しい事や、物が多く混乱してしまう事があります。
そんな時職員が「私やるからいいよ」や「違うよ」と否定する事はＮＧ！！
「ありがとう」の気持ちを伝え、本人のやる気を支えます。
ここにも『役割』が生まれます。

『自分らしさ』を受け入れてもらえる事は、素敵だと思いませんか？
それは、入居者の生き甲斐・職員の遣り甲斐に繋がっています。
みんなが『その人らしく』居るためには、先ずは相手を理解し、受け入れる事が大切です。
長所を伸ばし、短所を補う。そんなチームが2階にはあります。
ぜひ、南風2階に異動してみませんか？とっても楽しいですよ！！

以上、特養南風2階の発表でした！！
これからも、皆で学び続け、入居者も職員もその人らしく頑張ります！！