理事長ご挨拶


今日まで私はさまざまな社会福祉の分野で働いてきました。そして50才を過ぎたとき、私が生まれ育った地域の人々のために特別養護老人ホームを開設することを計画しました。それが長年の望みであったからです。準備に3年をかけ、大勢の方々からご支援をいただいて2003年4月にオープンしたのが「南風」です。
いま、この地区でも高齢化がすすみ、地域社会の機能が弱まっています。高齢者世帯も増えています。介護疲れや不安のなかで孤立無援の戦いを強いられている家族もたくさんいます。私たちは、こうした地域の人々の拠り所でありたいと願っています。
南風は、高齢者、家族、ボランティア、地元の方々、そして職員から成る小さなコミュニティです。このコミュニティの輪が施設の壁を越えて外部にまで広がり、それによって地域社会の機能を補うことができればと願っています。一人ひとりがお互いを必要としあい、そしてお互いに思いやるコミュニティを築き上げること - 南風はそうした遠い目標をめざして歩んでいます。

![もし私がひとりの人の心が砕けるのを止めることができるなら、
私の人生は無駄ではない。
もし私がひとりの人生の苦悩を和らげることができるなら、
あるいは痛みを静めることができるなら、
あるいは傷つき弱っているコマドリを
そっと巣のなかに戻してあげることができるなら、
私の人生は無駄ではない。(エミリー・ディキンソン 訳:鈴木[南風])<](img/txt_aboHistory_003.gif)



